子連れ美術館をあきらめないためには ママが行う3つの事前準備
■準備3.託児サービスや子ども向けイベントの調査
一緒に展覧会を楽しみたくても、子どもが静かにできないということはどうしても起こってしまいます。そんなときには、託児サービスのある美術館を利用するのもひとつの手です。たとえば、東京都美術館では、専門スタッフが子どもを預かってくれる託児サービスの日「パパママデー」を設けています(有料)。
こういったサービスは、事前予約制の可能性がありますので、どうしても鑑賞したい展覧会があるときには、早めに施設に問い合わせてみましょう。
まずは子ども向けの美術館・イベントに出かけてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
こういったイベントが「楽しい!」と感じられたら、大人向け展覧会のルール・マナーも身につきやすくなるはずです。
子どもの年齢や性格、またイベントの種類などによっては、子連れでの鑑賞が難しい場合もあると思います。入館の年齢制限が設けられていない展覧会であっても、「周囲に迷惑をかけないこと」を大人が心がけていることが大切です。
でも小さなころから美術館・博物館に親しむのは、とても素敵なこと。ママ・パパが展覧会を楽しむためにも、子どもと一緒に芸術を楽しむための工夫を考えていきたいですね。
<子どもと一緒に楽しめる美術館>
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東京おもちゃ美術館
0~2歳までの子どもとその保護者を対象とした、木のおもちゃで遊べる「赤ちゃん木育ひろば」や、3歳以上の子どもを対象としたおもちゃの手作り体験などがあり、子どもが楽しく過ごせる美術館です。
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サントリー美術館
子どもが楽しく日本美術を学べる鑑賞支援ツール「おもしろびじゅつ帖」を配布(小・中学生対象)。親子で参加できるワークショップも開催されています。
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埼玉県立美術館
美術館での“できごと”を楽しむプログラム「MOMASの扉」を、毎週土曜日に開催。ほかにも、美術館クイズにチャレンジしながら館内を巡る「アート☆ビンゴ」や、スタッフの話を聞きながら作品を鑑賞する「わくわく鑑賞ツアー」などのフリープログラムも実施されています。
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