できない私は迷惑がられてる...? 被害妄想から抜け出すには【心屋仁之助 塾】
「できないとみんなが喜んで助けてくれる」「できないと愛される」と変換してみてください。どうですか、信じられますか?
バナナさんは、誰かを助けてあげられたら、嬉しくありませんか?
みんな一緒です。自分のできることで人の役に立ったり、助けられたりしたら嬉しいのです。
それなのに、助けた相手が自分にビクついていたり「怒っているのでは…」と離れていったのでは、踏んだり蹴ったりですよね。だから、助けられた側は、ただただ喜び、その人を素直に「すごい!!」と思っていればいいのです。
はっきりものを言う人の正体はおそらく、「できない自分」を懸命に克服してきた人。バナナさんと同じように「できないといけない」「克服しないといけない」と思っている人です。だから、同じ思考回路持った仲間だと思いましょう。
あるいは、ためない、さっぱりした人です。そういう人の場合は、口から出たらその思いはどこかに行って、その人の中からは消えてしまうので、「ずっとそうは思っていない」と思いましょう。
また、「あなたのためにこんなにしたよ」など、自分がどれほど苦労したかを言ってくる人は、自分の貢献やあなたへの好意を言いたいだけだったり、労ってほしいだけのこともあります。結局のところは、ただただ感謝して喜ぶしかすることがありません。
そして、最終的には、できない自分を許すこと。できる自分を目指さなくていいのです。「できる理想の自分」を諦めましょう。今のバナナさんには、残念すぎて元も子もなく聞こえるかもしれませんが、それがバナナさんの自分らしく自然体なのですから…。
「できなくていい」とたくさんつぶやいてください。
できない自分を受け入れて、人に助けられることを受け取ったら、お互いハッピーです。凸凹のピースが合って、みんな一つに、世界がハッピーになる。だから、凹(ボコ)があっても凹(へこ)まないでくださいね。あなたの凹は誰かの喜びになります。たくさんの凹がある人はたくさんのピース(人)と繋がる人なのです。
ちなみに、「助けて」と自分から言えないかもしれないですね。だとしたら、どんどん言っていきましょう。
ミスをするのは、できる人と思われたくてひとりで頑張りすぎている可能性もあります。
それぞれの「できないところ」と「できるところ」を出し合って、みんながハッピーになる世界を、一緒に作りましょう。
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