2018年3月30日 12:00|ウーマンエキサイト

映画館は「行きづらい場所」? 赤ちゃんが泣いてもいい映画館の取り組みとは

目次

・映画館はママにとって「行きづらい場所」なのか?
・ママが主役! 子連れで楽しめる映画館とは
・ママがゆっくり映画を楽しめる映画館サービス
「ママも映画館行っていい?」

© Paylessimages - stock.adobe.com


ママになってから自分の時間がとれず、趣味を諦めている人は少なくないですよね。とくに、長時間静かにしていなければならない映画鑑賞は、小さな子どものいるママたちにとってハードルは高めです。

そこで今回は、松竹マルチプレックスシアターズの鈴木さんに、映画をあきらめがちなママに向けてお話を伺いました。

■映画館はママにとって「行きづらい場所」なのか?

子育て中のママたちは、「子どもを連れて行かれないから」という理由で映画館から離れてしまいがち。それは、ママたちが周りの目を気にして、心配となってしまうから。

映画館はだれもが楽しめる場所。だからこそ必要となってくるのが、一人ひとりの心遣いではないでしょうか。「子どもがいる、いない」だけの理由だけではなく、どんな人でも周囲への配慮はある程度持ちながら楽しめれば、映画は毎日の大変なことや疲れを吹き飛ばすことができる最高のエンターテインメントとなります。

鈴木さんは、ママに向けて次のように話します。
「ほっとママシネマ」

松竹マルチプレックスシアターズの鈴木さん


「劇場にいると、せっかくお子さんと一緒に映画を観に来たのに、子どもが泣きだしてしまい、映画の途中に通路や扉の外であやしているママの姿をよく目にしますね。

きっと『周りの方の迷惑になるから』、とか『子どもが退屈しちゃわないように』などの配慮を人一倍されているのだと思います。でもいいシーンやクライマックスシーンを見逃しちゃったりしていないかな…と心配になります。」

そこで全国にある劇場、MOVIX(ムービックス)では、「ほっとママシネマ」という取り組みを行っているそうです。

「映画館が『行きづらいと感じてしまう場所』になってしまったママたちに、『安心して楽しめる場所』にしたくてこの取り組みを続けてきました。子どもが泣いちゃっても、走り回っても『お互いさま』です(笑)。お子さまと一緒に気兼ねなく、映画を楽しんでいただけたらと思っています。」と鈴木さん。

■ママが主役! 子連れで楽しめる映画館とは

「ほっとママシネマ」
実際に筆者もこの「ほっとママシネマ」という取り組みに参加してみました。そこでは楽しむママたちの表情が印象的でした。スクリーン前では子どもたちが楽しそうに遊び、泣いている子や寝ている子、歩き回っている子など、過ごし方は自由そのものです。

そして、上映されている映画を観るママたちの顔は真剣そのもの。そこには、“母の顔”を一旦外し、“映画を楽しむ女性の顔”が並んでいました。

鈴木さんに「ほっとママシネマ」の取り組みについても伺いました。
「『出産してから映画館に行っていない』『赤ちゃん連れでも周りに気兼ねせず映画を楽しみたい』という思いを抱えて日々子育てをがんばっているママに、映画鑑賞でほっと一息ついてほしいという願いを込めて行っています。まわりはみんな同じように小さなお子さま連れの方ばかりなので、気兼ねなく、映画鑑賞を楽しんでいただきたいです。」

子どもの映画デビューを支える映画館がある一方、「ほっとママシネマ」のようにママに向けたサービスを行っている映画館もある。主役は「子育てをがんばっているママ」なんですね。

「それがこの取り組みの特徴でもあります。『ほっとママシネマ』はお客さまとの意見交換会をきっかけにスタートしています。だから上映作品はインターネットでのママからの投票で決めて、サービス面もどうすればママが映画を快適に見られるか常に考えています。」と鈴木さん。

利用するママからは、「映画館で久しぶりに映画を観ることができた」、「リラックスして楽しめた」という声が届いているとか。

子どもとの時間は、たしかにいましかない大切なもの。でもたまには自分の好きなことをしてもいいのではないかと感じました。ママが“私”でいるためにも、自分の時間も大切にしたいですね。

■ママがゆっくり映画を楽しめる映画館サービス

「ほっとママシネマ」も含めて、ママ向けにサービスを行っている映画館をご紹介します。

●「ほっとママシネマ」(MOVIX)
全国にある劇場、MOVIX(ムービックス)で不定期に行っている取り組みで、シアター内を、赤ちゃん連れのママたちに喜んでもらえるような環境にしています。
「ほっとママシネマ」

「ほっとママシネマ」ではスクリーン前にプレイスポットを用意している


赤ちゃんが驚かないよう、通常より音響は控えめ、照明は明るめに設定。照明を明るめにしているのは、子どもが動き回ったときに危険がないようにという理由もあります。
また、シアターの中に「おむつ替えスペース」や「簡易の授乳スペース」を設けて、ママたちは映画を観ながらおむつを替えたり、授乳をしたり、赤ちゃんのお世話をすることができます。

https://www.smt-cinema.com/site/hotmama/


●「ママズクラブシアター」(TOHOシネマズ)
毎月1~2回、木曜日に実施されている取り組み。照明を明るめにする、チャイルドシートを用意するなど小さな子ども向けの環境作りをしています。全国の劇場で行われているので、参加できる人も多いかもしれません。

https://www.tohotheater.jp/service/mamas_club_theater/


●「チネママシアター」(チネチッタ)
川崎市のシネマコンプレックスで行われている、ママ向けの子連れで映画館に行ける取り組みで、不定期に開催されています。

http://cinecitta.co.jp/sp/cinemama/


●「シネマでママ休みプラン」(品川プリンスホテルだっこルーム)
品川プリンスホテル内の託児所で行われている映画料金と託児料金がセットになったプランです。子どもは託児所に預けて、ママはゆっくり一人で映画を観ることができます。

http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/dakko/


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