テーブルマナーをどこまで知ってる? きちんとした知識で美しい作法を
正しい
『テーブルマナー』を身に付けることで、相手に好印象を与えることができます。マナーに自信を持てることで、コミュニケーションを心から楽しめるようになりますよ。洋食や和食など、シーンごとの基本的な『テーブルマナー』について理解しましょう!
テーブルマナーができる人の印象は?
格式高いレストランに行くと、卓上にずらりと並べられたナイフ・フォークをどう扱うべきか困った経験はありませんか?学ぶ機会の少ない『テーブルマナー』について、人々の声をチェックしてみましょう。
育ちがよいと思われやすい
卓上に配置されたナイフやフォーク・スプーンを必要な場面ごとに正しく手に取るには、何度か『訓練』が必要なものです。
そうしたマナーが自然に身に付いているということは、両親がテーブルマナーについてのしつけをされていたり、自分でマナー教室に通ったりと、テーブルマナーが『必要』とされる環境で育ったという証拠です。
迷うことなく、適切なカトラリーを手に持つ姿は、相手に『育ちのよさ』を印象付けるでしょう。
公私を問わずよい印象を持たれる
『テーブルマナー』を『礼儀』として捉える人は少なくありません。
テーブルマナー1つで人の印象全てが決まってしまうことはありませんが、格式高い場所で正しいテーブルマナーができることは、『礼儀正しい人』としてイメージされやすいでしょう。
たとえプライベートの場であっても、そうした姿は仕事をする上での『信頼性』などにもつながります。
見た目を磨くことはもちろん、知識や教養として『テーブルマナー』を身に付けることで、その人自身の輝きが増すといえるでしょう!
料理別マナーの基本 洋食編
難しそうなイメージが強い『テーブルマナー』ですが、基本ポイントはそう多くありません。大まかなシーンに分けて、基本のテーブルマナーをチェックしてみましょう!
まずは使用頻度の高い『洋食編』を紹介します。
着席までのマナー
『テーブルマナー』は、卓上だけではなく、『お店に到着した瞬間』から始まります。
ドアを開けてお店に入った後、席に着くまでのポイントを整理してみましょう。
- 上着や大きなバッグなど、席で使用しない荷物を預ける
- 案内係→女性→男性の順で、席まで向かう
- 案内係が女性の席を引く or 男性が女性の席を引く
着席までのポイントは『レディーファースト』であることです。少し気恥ずかしいかもしれませんが、男性は女性をエスコートし、女性は男性の後に付いていくことを意識しましょう。
ナプキンの扱い方
『テーブルマナー』には『ナプキン』の扱い方も含まれます。
たった1枚のナプキンも『食前』『食事の途中』『食後』によって扱い方がそれぞれ異なります。シーンごとでの扱い方をチェックしてみましょう。
- 『オードブルが運ばれる直前』に、ナプキンを広げる
- 食事中に離席するときは、半分に軽く折りたたみ、『椅子の上』に置く
- レストランを後にするときは、全体をラフに折りたたみ『テーブルの上』に置く
上記3つのポイントの中で、特に重要なのは『食後』です。つい、きっちりとたたみたくなりますが、きれいにたたんでしまうと実は『満足できなかった』というサインなのです。
気持ちを伝えるためにも、テーブルマナーを正しく理解しましょう!