「ママうざい!」ゲームし過ぎな息子が一言…! 読者からはママが悪いという意見も



■ゲームは悪という母親の考え方に読者の反応は!?

まず多かったコメントが「母親・由里の考え方が古い」というものでした。その一部をご紹介します。

・姑世代ですが、ゲームをすれば頭が悪くなるだけ、と決めつける母親の頭の固さに驚きました。

・ゲーム禁止なんて、浅はかな親だと思いました。このような親からは主体性のない、指示待ちの人間しか育たないし、親に管理されることに慣れて、自己管理もできなくなってしまうと思います。

・いまだにゲーム=頭が悪くなるという考えの人がいることが驚きです。今ではゲームでお金が稼げる時代。教育現場で使われているゲームもありますよ。


・何事も時間だけで縛りつけたら、反発もしたくなる。ゲームに限らず、仕事だって勉強だって裁縫だって、区切りの良いところがありますよね。親が子どもの趣味を理解しようとせずに自分の物差しでルールを押し付けちゃいけない。何事もやり方次第だと思います。

・ゲームを始めたから子どもが変わってしまったと思っているなら、完全に勘違い。母親がゲームに過剰反応するからこそ、子どもも過敏に反応しているだけ。母親の身勝手な常識を押し付けられる子どもの身にもなってほしい。

・ゲームをやらせたくない人の気持ちはわかりますが、この母親のように厳しく制限しすぎるのも問題だと思います。
無理にいっても余計やりたくなるだけだろうし、大切なのは親の子どもへの向き合い方だと思います。この記事のパパはとても素敵ですね。


「ゲームをすると頭が悪くなる」という母親の一方的な考え方を否定するコメントが多い一方、母親に共感するコメントも届きました。

・このやりとり、わが家のようです。毎日、ゲームの時間のことで子どもと言い合いになり、嫌になっています。

・母親の気持ちはものすごくよくわかります。息子が4年生の時にゲーム機を、6年生になった時にスマホを買いましたが、学校から支給されたタブレットも含め、スマホゲーム、ゲーム機の三刀流で毎日ゲーム三昧。時間を決めても全く守りません。
取り上げると奪い取ろうとして取っ組み合いになり、お互い辛いです。


また、そもそもゲームをすること自体、決して悪いことではないという意見も。

・ゲームは問題にぶつかった時に物事の進め方を学べるし、頭の体操にもなるということを、この母親は知らないのでしょうか。

・体を動かすスポーツが健全で、娯楽的要素の強いゲームは健全ではない。そういった考え方があまりに広く根付いている気がします。私はゲーミングチームで若年プレイヤーの育成に携わったことがありますが、社会性もありますし、年齢や個人が考慮されにくいSNSなどのインターネット社会に密接に関わっているため、高度なITリテラシー教育と社会人としての立ち振る舞いが要求されます。また、味方や相手の考えを深く理解して行動する必要性もありますし、技術や連携力向上のために努力を続ける必要もあります。ゲームは何ら普通のスポーツと変わりありません。



最後に、子どもとゲームの問題をうまく乗り越えた読者のコメントを紹介します。

・子どもにゲームを与えると、一時期はきりがないくらいやっていました。 ただ、それがいいことかどうかを子ども自身に考えさせるようにしたら、「宿題が終わったらやる」など、自分でルールを決めてやるようになりました。早い段階から自己管理を覚えさせることで子どもの自立を促せました。


子どもにゲームとどう向き合わせるかは、子育てをする多くの親がぶつかる壁の一つではないでしょうか。由里のように「ゲームはダメ」と頭ごなしに決めつけていては、子どもとの関係性が悪くなる一方のように思われます。「子ども自身に考えさせることで、自分でルールを決めてやるようになった」という読者のように、まずは子ども自身に考えさせることが大事かもしれませんね。ぜひ参考にしたいものです。


▼漫画「ゲームとの付き合い方」

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