本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「杜若」の読み方です。
なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「杜若」の読み方は?
「若」は、老若男女、若年と読むので、“にゃく”や“じゃく”という読み方は知っている人もいるでしょう。「杜」は、あまり馴染みがない漢字かもしれませんね。
では、二つを合わせてなんと読むのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“かきつばた”と読みます。
■「杜若」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「杜若」の意味は以下のように解説されています。
かきつばた【杜=若/燕=子=花】
[名]
1 アヤメ科の多年草。湿地に群生。葉は剣状で幅広く、基部は鞘 (さや) になり茎を挟む。初夏、濃紫色の花を開く。外花被3枚は垂れ、中央に黄や白の斑紋がある。内花被3枚は小さく、直立する。園芸種には白花もある。
古くは花汁で布を染め、書き付け花とよばれたという。