嫌われたくない、波風を立てずに穏やかに過ごしたいという気持ちが強いのでしょう。相手が付き合いやすいと思ってくれそうな人になろうと、無意識のうちに自分の意見を抑えていることも多いようです。
その結果、「今の返事で大丈夫だろうか」「あの態度はおかしいと思われなかっただろうか」と、周囲の反応が自身の行動の基準になってしまっていると考えられます。◇(5)自分に自信がない
気を使いすぎる人は、自己主張をすることに苦手意識を持っている人が多いでしょう。これは「間違ったことを言ってしまうのではないか」という自信のなさが原因で、自分の意見を言うのをやめてしまうのです。
また、彼らは繊細で傷つきたくないという心理もあるため、周囲に合わせて行動する方が気持ち的に楽な部分もあるのでしょう。その結果、ついつい相手の話ばかり聞き、全て受け入れる状態になりやすいようです。
中には、過去に友人や知人など心から信頼した人に裏切られたり、本音を言って嫌われたりした経験があって、そのトラウマが原因となっている可能性も。
■気を使いすぎる人との上手な接し方
気を使われすぎると逆に気まずくなり、気疲れしてしまうという人もいるかもしれません。