と「固定概念」ですが、日本語として正しいのは「固定観念」ということが分かりました。
それでは言葉の意味を深く知るため、「固定観念」の意味をチェックしてみましょう。
こてい‐かんねん〔‐クワンネン〕【固定観念】
読み方:こていかんねん
いつも頭から離れないで、その人の思考を拘束するような考え。固着観念。
出典:(『デジタル大辞泉』小学館)
「固定観念」とは、いつも頭の中を占めている頑固な考えを意味します。「ステレオタイプ」と言い換えると分かりやすいかもしれません。
考えが凝り固まっていて周囲の意見に耳を貸せない、といったネガティブな状態を指す言葉として使われる場合が多いです。
常に情報のアップデートが求められるビジネスシーンにおいて、「固定観念」は仕事の妨げになるともいえます。
古い考えを捨て、新しい考えに至るためには捨てなければならないものと位置づけられるでしょう。■「固定観念」の使い方(例文付)
「固定観念」という言葉は、自分や相手の中にある凝り固まった考えや思考を指す言葉です。日常生活だけでなく、ビジネスシーンでも用いられます。
例えば、「考えにとりつかれている」