命日とは、故人が亡くなった「没年月日」のこと。
大切な人の命日に「やってはいけないこと」をチェックしておきましょう。
■命日にやってはいけないこと
命日にやってはいけないことを具体的に紹介します。
◇(1)肉や魚をお供えする
命日にはお供え物をしますが、肉や魚など殺生をイメージさせる物はふさわしくないとされています。
仏教では殺生を禁じているため、菓子や丸い果物、お酒などをお供えするのが良いでしょう。
◇(2)大きすぎる物をお供えする
大きくてかさばるようなお供え物も避けたほうが賢明です。例えば、必要以上に大きなお菓子の詰め合わせや一升瓶のお酒など。
お供え物は、後に遺族で持ち帰るのが一般的です。
つまり、大きすぎるお供え物は遺族に対しての配慮が欠けているとされるため注意が必要。
また同様の理由から、日持ちしない食べ物をお供えするのも避けるのがベターです。縁切りを避ける意味合いで、奇数個入った物を選ぶなどの心遣いがあると喜ばれます。
◇(3)トゲがある・香りがきつい花をお供えする
お花は故人が好んでいた物をお供えすることが多いでしょう。
とはいえ、トゲのある花や強い匂いを放つ花はお供え物としてふさわしくないとされています。