「光栄に存じます」は正しい敬語?【ビジネスフレーズ】
「お変わりなくお過ごしのことと―・じます」
[補説]現代では多く「ます」を伴った形で、聞き手に対して、改まった気持ちをこめて丁重に言うのに用いる。
(『デジタル大辞泉』小学館)
つまり「光栄に存じます」とは、褒められて名誉や誇りに思う気持ちをへりくだって伝える表現です。
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◇「光栄に存じます」は正しい敬語?
「光栄に存じます」は、謙譲語の「存ずる」を含んでいることから、目上の人にも使える正しい敬語表現です。
「光栄に思います」よりも、さらに丁寧でかしこまった印象を与えるフレーズでしょう。上司や取引先などに対して、名誉に思う気持ちを伝えられる表現といえます。
■「光栄に存じます」の使い方と例文
「光栄に存じます」は、ビジネスシーンや目上の人とのやりとりなどに使える敬語表現。
例えば、上司から大きな仕事に抜擢された時、または取引先から提案内容や業績を褒められた時などに使うことができます。
褒められた内容に対する返答として、名誉に思う気持ちを「光栄に存じます」というフレーズで表しましょう。