大嫌いだった“くせ毛”の自分。悩み続けた女性がたどり着いた「幸せな自分の愛し方」
違いがあるのは当たり前のことなのに、みんなと一緒を目指すから苦しかった。しがらみから開放されるために、違いを認めることは大切だと思います。
■自身を受け入れてくれる場所を、それぞれ探せばいい
――ブランドを運営している中で、嬉しいこと、つらいことなどありますか。
「Curly Me」は、私にとっても大切な居場所です。本業と二足のわらじで活動しているので、時間が足りないと感じることはありますが、苦しいと思うことはないです。「Curly Me」はプロダクト開発からサイトデザイン、コミュニティ運営まですべて一人でやっているので、やることはとても多いですが、むしろ活動における喜びが、日常の疲れを癒やしてくれています。フォロワーさんから寄せられる私の活動への思いや「ありがとう」の言葉が、人生を楽しむ大きなモチベーションとなっています。
――「Curly Me」やリンさんの今後の展望を教えてください。
「Curly Me」としての一つの大きな夢は、美容学校との関わりを持つことです。実は、美容専門学校でも、くせ毛について学ぶ時間はとても短いのだそうです。今はマンツーマンでのカーリーガールメソッドを共有する機会に参加してくれている現役の美容師さんたちとのつながりもありますが、日本全国のくせ毛に悩む人たちに適切なアドバイスをしてくれる髪のプロを、教育機関と関わることでさらに増やしていきたいです。