大嫌いだった“くせ毛”の自分。悩み続けた女性がたどり着いた「幸せな自分の愛し方」
私個人としては、今年度にはサラリーマンを辞めて、アメリカに一年だけ渡ろうと思っています。「Curly Me」での活動をもっと本格化させていきながら、私自身もダイバーシティやセルフラブについて、さらに知見を深めて、日本に帰ってきたいと思っています。
――最後に、自身のカラダを愛したいという女性に、伝えたいメッセージはありますか。
私が言えるのは、人と比べない方が人生を幸せに過ごせるということ。私自身が、自分を殺して傷ついてきたからこそ、そう思います。自分が嫌いだった頃の私は、髪の毛どころか自分の高い身長も、人より重い体重も、目の形だって大嫌いでした。けれど、自分の髪を受け入れて、前よりも明るい自分になってから、人から「かわいいね」と褒めてもらえる機会が増えました。
最初は「こんな私が?」と思ったけれど、今はその意見をまっすぐ受け止められるので、褒められると嬉しい気持ちになります。
だって、こんなにたくさんの価値観が世の中にあるんですから、私を好きだという意見があるのも、おかしくないでしょう?
私のことを嫌いな人もたくさんいるかもしれないけれど、全員に好かれる必要なんてない。あなたを否定するものからは離れて、自分を受け入れてくれる場所、受け入れてくれる人を探してみてほしいです。