わが子を「守る」or「護る」、あなたはどっちを使う?
判断のポイントは、守りたい対象が大切であることを強調したいかどうか。
一般的には「守る」を用いれば間違いありませんが、特定の何かを自分の力を持ってかばおうとする姿勢を表現したい場合は「護る」を使うのが効果的です。例えば、わが子などがその対象に該当するでしょう。
一方、「守る」は物や人を自分の力で危険から防ごうとするだけでなく、既にあるルールを破らないことも意味に含みます。そのため、友達との約束や誰かを見守るといったシーンでは「守る」を用いるのが適切でしょう。
☆基本的には「守る」を使うのがベター
「守」も「護」も常用漢字ではありますが、「護」は「まもる」と訓読みすることは少ないため、場合によっては振り仮名を付けるなどの配慮が必要になることも。
そのため、相手やシチュエーションを問わずに用いるのであれば、「守る」を使うのがベターでしょう。■「守る」の使い方【例文付き】
「守る」は、法律やルールに従うことや、人など身近なものを外部の攻撃から防ぐ意味合いで使うことが多いです。
他にも、スポーツにおける守備を表現する時にも使用が可能です。
◇例文
・「ルールを守って楽しく活動しましょう」