わが子を「守る」or「護る」、あなたはどっちを使う?
・「野球の大会ではファーストを守ることになった」
・「子供たちを危険から守るために交通指導をしている」
■「護る」の使い方【例文付き】
「護る」は「守る」と意味は同じですが、大切なものをかばう姿勢や意志が強い様子を表します。
ただし、「まもる」という訓読みは常用漢字ではないため、公的な場面や学校教育では使用しません。小説や歴史といった、状況や心理の説明で使うのが効果的でしょう。
◇例文
・「この国を護る立場として国民の安全を第一に考えたい」
・「かつてこの城は多くの人々によって外敵から護られていました」
・「自らが犠牲になってでもわが子を護りたい」
■「守る」の類語
ここからは、「守る」と似た意味を持った類語を紹介します。
◇(1)「遵守する」
「遵守」とは法律に従い、道徳を守ることを意味します。例えば、「交通ルールを遵守します」など、定められたルールに対して使うイメージで覚えましょう。
Check!:「遵守」の意味や正しい使い方は?「順守」との違い
◇(2)「厳守する」
「厳守する」は、取り決めに対して絶対にルールを破らないという強い気持ちを表します。