「楽しかったです」よりもスマートな表現とは?【知っていると役立つ言葉】
好きなことをして満足を感じる。「読書を—・む」「ドライブを—・む」
(3)先のことに期待をかけ、そうなることを心待ちにする。「子供の成長を—・む」
(出典:『デジタル大辞泉』小学館)
「楽しむ」は、あることに喜びや満足感を得られる気持ちを表現する言葉といえます。
◇使い分けのポイントは「専門的な知識や経験を伴うかどうか」
「堪能する」と「楽しむ」を使い分けるなら、専門的な知識や経験を伴うかどうかに着目してみましょう。
特に深い理解は不要で体験することそのものに価値があり、明るい気分を表現したい時は「楽しむ」を用います。幅広いシーンで活用できるので、悩む時はこちらを使うのが無難でしょう。
一方、ある出来事に対して専門的な知識を持って深く理解したり、自分が納得いくまで味わうことを強調したい場合は「堪能する」を用いると効果的です。
■「堪能する」の使い方【例文付き】
「堪能する」は、何かを納得するまで味わったり、体験したりする時に使います。
主に食事や芸術鑑賞に対して使用されることが多く、その出来事を経験したことで知識が深まったということを暗に表現できるでしょう。
その時の感情は必ずしも「楽しい」