そのため、食べ残しや誰かが手をつけたものをお供えするのはタブーでしょう。
逆に、神棚にお供えしたものをその後食べることは問題ないとされています。お供えしたものには神様の力が宿っていると考えられるので、ありがたくいただきましょう。
◇(3)ご利益を期待しているもの
願掛けの一環で、神棚に預金通帳や宝くじを置く人もいますが、ご利益を期待してそれらをお供えするのはタブー。
神棚はあくまでも神様を祀る場所と捉え、必要なもののみをお供えしましょう。
■神棚でのタブー・やってはいけないこと
神様を祀る神棚は、家の中の神社といえます。神様に失礼のないよう、神棚でやってはいけないことも押さえておきましょう。
◇(1)古いお札ずっと祀っている
神社からいただくお札は、新年を迎える度に新しいものと交換して神棚に祀りましょう。
そして、1年間祀ったお札は返納し、お焚き上げしてもらうのが一般的です。
お札を新しいものに取り換えて、気持ち良く神様を祀りましょう。
◇(2)掃除をしない
神棚の掃除を長期間せず、ほこりがたまっているような状態はNG。神棚は神様を祀る神聖な場所です。
できれば毎朝、水・米・塩の基本セットを取り替えるようにし、その時一緒に掃除すると良いでしょう。