誰もが安心して楽しめる旅へ。Booking.com、LGBTQ+の旅行者への理解を深める「Travel Proud」プログラムの日本語版を提供開始
また、プログラムを受けたことで、今まで知る機会がなかったLGBTQ+当事者に対する知識をスタッフが身につけることができ、不安なくサービスを提供できるようになったことは大きな成果だと感じています。今後もTravel Proudの認証を受ける宿泊施設が増えることを私も望んでいます」と語りました。
また、LGBTQ+の当事者であるドリアン・ロロブリジーダ氏はパネルトークの中で、「私にとっての旅とは、心の洗濯だと思っています。また、旅先の体験が心の栄養補給だと思っています。私のパートナーはトランスジェンダー男性なのですが、海外旅行の際にはパスポートの性別と見た目の性別が異なることで多くの不都合を感じています。また、旅行で温泉宿に出かける際には、大浴場が使えないため家族風呂や貸切風呂のある宿を探すようにするなど、宿を選べない、選ばない要因になってしまうこともあります。当事者にとっても、遠慮ではなく配慮が宿泊施設から感じられることで、旅先での体験が素晴らしいものになると感じています」と語りました。
さらに、世界中を旅しているカラム・マクスウィガン氏は、「Travel Proudの認証を受けている宿泊施設とそうでない宿泊施設の違いは、LGBTQ+であることを完全に受け入れられているか、信頼感を感じるかです。