Diorのメゾン・シグネチャー、フラワーコードに会いに表参道ブティックへ
現在、店頭で展開しているのは、ヴィクトリア朝のウォールペーパーなどからインスピレーションを受けたフラワープリントの素材や、草花の刺繍が袖や裾など随所に施されたコートやドレスなど。またDiorのアイコニックな新作バック"Diorama"にも、ウエアと同じく草花の刺繍入りのものがある。そして、忘れてならないのがシューズ。これから活躍しそうなエスパドリーユやスニーカーにもフラワーモチーフが花開き、足元を華やかに飾ってくれる。
『私はクチュリエであると同時に、パフューマーなのです』-クリスチャン・ディオール
最後に立ち寄りたいのは、2階の奥にあるフレグランスコーナー。そこにはメゾンの調香師であるフランソワ・ドゥマシー氏が稀少な原料を用いて完成させた”ラ コレクション プリヴェ”が揃う。特に注目なのは、ムッシュ・ディオールの原点である生家の庭からインスパイアされた香り"GRANVILLE(グランヴィル)"。スパイシーなウッディベースに、パイン、タイム、レモンが重なりあうフレッシュでエネルギーに満ちた香りで、とても爽やかな気分にしてくれる。
店内でコレクションに散りばめられた美しい花々を愛でた後は、ムッシュ・ディオールの花への想いがぎゅっと詰まった香りをまとってみてはどうだろう。