フリーダ・カーロのドキュメンタリー映画公開。遺品から紐解く、知られざる素顔
こういった偏見は今も根本的には変わっていません。私もいろいろ言われたことがあります。でも私もそうですが、フリーダは何を言われても関係ない。彼女にはやることがたくさんあって、世間の噂話に関わっている暇はなかったのですから。
私もこうやって作られたイメージを抱いてメキシコに行ったわけですが、そこでちゃんとフリーダと出会うことができたから、運がよかった。私の出会ったフリーダが真実かどうかは別なんです。ただ、今まで私が持っていたイメージとは違っていました」。
フリーダのこれまでのイメージとはまた違った角度で捉えたという本作。
監督は『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』で、国内外で高く評価された小谷忠典。多くのファンに愛されるフリーダーー彼女の知られざる素顔に注目が集まりそうだ。
『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』は8月、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。
ドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』/(C) ノンデライコ2015
ドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』/(C) ノンデライコ2015
ドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』/(C)