レジ袋有料化の動きが広がるなか、買い物の際に必要不可欠なアイテムとなった「エコバッグ」。FASHION HEADLINEアプリ限定企画として、今回は、モデル業や執筆業で活躍中の小谷実由さんに主役級エコバックを取り入れた今季のコーディネートを提案していただきました。そんなアプリ限定記事の一部をご紹介します!全編記事は、FASHION HEADLINEのアプリ限定で公開中!【style01】ちょっとしたお出かけやオフィスにも!カゴバッグをデイリーに使いこなす、大人の余裕さ溢れるシンプルコーデレトロな雰囲気漂う襟付きシャツとロングスカートに、夏のアイテムかごバックを合わせて、今季っぽさも兼ね備えたモノトーンスタイル。ブルー×ホワイトがモノトーンスタイルに上品で爽やかな印象をプラスさせ、ワンランク上のコーディネートに。上品さを醸し出すシャツと、ふんわりと風になびくスカートが都会の空気を纏う。サンダルはあえて深いブラウンで合わせて、一足先に秋の要素をプラス。トップス:古着スカート:mameバッグ:台湾で購入したものサンダル:SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCHバングル&リング(人差し指/薬指):SHIHARAリング(小指)&ピアス:noueヘアピン:claire’sカゴバッグは、台湾で購入したもの。色の組み合わせに迷った結果、夏らしさのあるブルーとホワイトをチョイス。とても軽くて、たくさん入るところがお気に入りだそう。夏アイテムの一つとしても映えるカゴバッグは、レジ袋有料化のタイミングでいつも以上に使う機会が増え、今年のマストアイテムに昇格。普段使いはもちろん、さまざまなシーンで活躍中。気になる【style02】は、FASHION HEADLINEのアプリ限定で公開中。 >>全編記事はこちら<<小谷実由モデル/執筆家ファッション誌やカタログ・広告を中心に、モデル業や執筆業で活躍。一方で、様々な作家やクリエイターたちとの企画にも取り組む。昭和と純喫茶をこよなく愛する。愛称はおみゆ。Instagram:@omiyuno
2020年08月05日レジ袋有料化の動きが広がるなか、買い物の際に必要不可欠なアイテムとなった「エコバッグ」。今回は、モデル業や執筆業で活躍中の小谷実由さんに主役級エコバックを取り入れた今季のコーディネートを提案して頂きました。ぜひ、エコバックコーデの参考に。【style01】ちょっとしたお出かけやオフィスにも!カゴバッグをデイリーに使いこなす、大人の余裕さ溢れるシンプルコーデレトロな雰囲気漂う襟付きシャツとロングスカートに、夏のアイテムかごバックを合わせて、今季っぽさも兼ね備えたモノトーンスタイル。ブルー×ホワイトがモノトーンスタイルに上品で爽やかな印象をプラスさせ、ワンランク上のコーディネートに。上品さを醸し出すシャツと、ふんわりと風になびくスカートが都会の空気を纏う。サンダルはあえて深いブラウンで合わせて、一足先に秋の要素をプラス。トップス:古着スカート:mameバッグ:台湾で購入したものサンダル:SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCHバングル&リング(人差し指/薬指):SHIHARAリング(小指)&ピアス:noueヘアピン:claire’sカゴバッグは、台湾で購入したもの。色の組み合わせに迷った結果、夏らしさのあるブルーとホワイトをチョイス。とても軽くて、たくさん入るところがお気に入りだそう。夏アイテムの一つとしても映えるカゴバッグは、レジ袋有料化のタイミングでいつも以上に使う機会が増え、今年のマストアイテムに昇格。普段使いはもちろん、さまざまなシーンで活躍中。【style02】ふらっと立ち寄るスーパーやお散歩に!花柄プリントがポイントのバッグと白T×デニムが好相性メンズライクにまとめながらも、花柄が大きく描かれた真っ赤なバッグで遊び心と女性らしさをオン。バッグの赤色が、自然体で着飾らない大人の夏スタイルを引き締めるポイントに。この夏の一番のお気に入りは鏡で目が合うとつい笑ってしまう愛猫・しらすのTシャツ。シンプルさも魅力的なしらすTがシティ感溢れる一着。トップス:しらすTボトムス:shinzoneベルト:古着バッグ:マレーシアで購入したものサンダル:naotヘアピン:claire’s花柄が目立つ大きいバッグは、マレーシアのスーパーで旅行の思い出として購入。お店のロゴと派手めなお花のイラストがお気に入り。プチプライスかつ、万能。シンプルなコーデと合わせることで、大人レディな印象にクラスアップ。このサイズ感も相まってコーデを引き立てるアクセントにもなるし、折りたためる素材なので、他のバッグに入れて持ち歩く際にも◎。小谷さんのエコバッグが主役の私服コーデ、いかがでしたか? エコバッグもファッション感覚で選べば、日々のちょっとしたショッピングももっと楽しくなること間違いなし。あなたも、ぜひ、エコバッグが主役のコーディネートを考えてみて。小谷実由モデル/執筆家ファッション誌やカタログ・広告を中心に、モデル業や執筆業で活躍。一方で、様々な作家やクリエイターたちとの企画にも取り組む。昭和と純喫茶をこよなく愛する。愛称はおみゆ。Instagram:@omiyuno
2020年08月05日パルコ直営ショップ「ミツカルストア」が、青山から渋谷に移転し、10月7日にリニューアルオープン。移転オープン後の第一弾ポップアップイベントとして、モデル・小谷実由による「純喫茶準備室」を10月7日から30日まで開催する。2016年8月、東京・青山にオープンしたパルコ発の自主編集ショップ「ミツカルストア」は、“Meets local,Meets culture”をテーマに、若手デザイナーや人気作家と企画テーマを変えながら販売をするショップ。商品開発プロジェクトでもあり、「ミツカル制作室」と名づけ、クリエイターのアイデアやカルチャーテーマをキーワードに、オリジナル商品の「ものづくり」を発信している。今回青山から渋谷へと移転リニューアルする同店で開催されるのは、純喫茶好きで知られ、“おみゆ”の愛称で活躍するモデル・小谷実由によるポップアップイベント「純喫茶準備室」。“喫茶店に着ていくための服”という名のもとに、小谷がアイアムアイ(I am I)と制作した「続・喫茶店に着ていきたいワンピース」(1万8,500円)、「喫茶店のコースター柄のニット」(1万2,900円)など、昔ながらの喫茶店を巡り歩く小谷のアイデアから生まれた、他にはない純喫茶の雰囲気をデザインソースとした数々のアイテムが登場する。10月14日と20日の14時から16時には、小谷の来店イベントも開催する。【店舗情報】ミツカルストア渋谷店オープン日:10月7日住所:東京都渋谷区宇田川町16-15 SR6ビル2F営業時間:11:00〜20:00定休日:水曜日【イベント情報】純喫茶準備室会期:10月7日〜10月30日会場:ミツカルストア渋谷店
2018年09月27日元モーニング娘。で女優の新垣里沙(29)と俳優の小谷嘉一(35)が5日、それぞれのブログを通じて離婚を発表した。新垣里沙新垣は、「私事で大変恐縮ではありますが、私新垣里沙は小谷嘉一さんと離婚した事をご報告致します」に加え、「1年6ヶ月の短い結婚生活ではありましたが、話合いの中で二人別々の道を歩んで行った方がお互いの為であるという結論に至りました」と経緯を説明。「お祝いをしてくださった方々、支えてくださった方々にご心配をおかけすることになってしまい、大変申し訳なく思っております」と詫び、「今後はそれぞれの道を歩んで行きますが、温かく見守って頂けると幸いです。どうぞよろしくお願いします」と呼び掛けた。一方の小谷は新垣より約5分早く更新。「私事で大変恐縮ではありますが、私小谷嘉一は新垣里沙さんと離婚した事をご報告致します」に続き、新垣と同様の内容で離婚を報告している。2人は2013年に共演した舞台『絶対彼氏。』で知り合い、約2年間の交際を経て、2016年7月に結婚していた。
2018年01月05日元モーニング娘。で女優の新垣里沙(27)が13日、自身のブログを更新し、俳優の小谷嘉一(34)と7月に結婚することを発表した。新垣は「このたび新垣里沙は、役者の小谷嘉一さんと 7月に結婚する事になりました」と報告。小谷とは2013年に共演した舞台『絶対彼氏。』で知り合い、約2年間の交際を経て、「いつも支えてくれる、私にとって大切な小谷嘉一さんと家族になることを決めました」と結婚を決意したという。「これから、2人で笑顔いっぱいな家庭を築いて行きたいと思います」とつづった新垣。「今後も今まで通りお芝居を中心としたお仕事は続けていきます!!」と芸能活動を継続するとし、「役者として生きて、表現者として日々精進して参りますので、応援して頂けたら幸いです」と呼びかけた。小谷も同日、ブログで結婚を報告。「まだまだ役者として未熟ではありますが、これからも今まで以上にお仕事、お芝居に対して努力を続けていき、更に更に上に行けるように真摯に向き合っていければと思っています」と決意を伝え、「これからも役者小谷嘉一として、お芝居に真摯に向き合い、成長していけるよう精進していきます」と誓った。
2016年06月13日資生堂ギャラリーにて、日本を代表する写真家、石内都の個展「Frida is」が、6月28日(火)から8月21日(日)まで開催される。本展は、石内によるフリーダ作品シリーズの日本で初の本格的な発表となる。2012年に石内はメキシコシティにあるフリーダ・カーロ博物館からの依頼により、3週間に渡って、画家フリーダ・カーロの遺品を撮影。本展では、「Frida by Ishiuchi」、 「Frida 愛と痛み」から31点の作品が展示される。フリーダ・カーロは、メキシコの現代絵画を代表する画家。幼少期の病気や事故で体が不自由であったにもかかわらず、コルセットに装飾を施したり、 民族衣装を自分の体に合わせてアレンジしたりと、 苦しい状況の中でも常に美を意識していた。トロツキーやイサム・ノグチとの恋愛、 メキシコの国民的英雄だった画家ディエゴ・リベラとの2度の結婚など、 作品と共にその情熱的で波乱に満ちた生涯は、今なお現代の女性たちを刺激し、広く共感を集めている。石内のフリーダのシリーズ作品は2013年11月に「PARIS PHOTO 2013」で初公開され、 メキシコの出版社・RMより写真集が発売された。 2015年にはマイケル・ホッペン・ギャラリー(ロンドン)で初の大規模な展示が行われ、 日本では石内のメキシコでの撮影過程に密着したドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 ―石内都、 織るように』(監督:小谷忠典)が話題を呼んだ。今回、本展開催に合わせて未発表の写真を中心とした写真集「フリーダ 愛と痛み」(岩波書店)と石内の写真とエッセイ集「写真関係」(筑摩書房)が刊行され、 ドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 ―石内都、 織るように』が東京と大阪で再上映される。また、関連企画 として7月2日(土) には、花椿ホールにて石内とmameデザイナーで2014年、毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞した黒河内真衣子による対談が開催される。石内は、フリーダの遺品の撮影に際して、「同じ女性として、 表現者として、 しっかり生きた一人の女性に出会ったということが一番大きかった」と語っている。同じ女性としての視点を持ちながら、フリーダ・カーロに向き合った石内の作品から、あなたは何を感じるだろうか。ぜひこの機会をお見逃しなく。石内のメキシコでの撮影過程に密着したドキュメンタリー『フリーダ・カーロの遺品 ―石内都、 織るように』は、6月下旬よりアップリンク(東京)、シアターセブン(大阪)にて上映がスタート。(text:cinemacafe.net)
2016年05月30日シネマカフェがおすすめするサントラ入門盤紹介。第5回目の今回は、“芸術の秋”の訪れを感じる日々におすすめしたい、どっぷりと映画と音楽の世界に浸れる3枚をご紹介。■『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』“ベルセバ”こと「ベル&セバスチャン」のフロントマンとして活躍するスチュアード・マードックが初の脚本・監督デビューを果たした本作は、もともとスチュアートが2009年にソロプロジェクトとして発表した同名アルバムをもとに、映画として語り直したもの。少女“イブ”を主人公に、ミュージカル映画としてポップな楽曲が全編を彩っている。これまでにもさまざまなミュージカル映画のサウンドトラックをご紹介したけれど、本作はもともとはひとつのアルバム作品として発表されている楽曲ばかりで構成されているということもあり、楽曲それぞれがストーリーを語りながらも、それぞれに独立した魅力を放っている。それになにより、スチュアートの書く楽曲はまったくぶれることなく、スウィングするリズムに豊穣なハーモニー、そしてメランコリックに響くメロディには終始うっとりさせれらる。劇中で結成されるポップグループが鳴らすサウンドは、どれもどこか懐かしくて、胸を躍らせるようなものばかり。それは、この映画の最後にジェームズが言う“この夏は僕の最高傑作だ”という言葉のように、いつか過ごした夏に思いを馳せ、当時の胸の高鳴りを気恥ずかしさと切なさが混ざり合ったような感覚と共に思い出すような、そんな気持ちにさせられる音楽ばかりだ。この夏に過ごした時間を思い出しながら、少しずつ訪れる秋を感じるためのサウンドトラックとしてぜひ手にとってほしい一枚。■『ラブ&マーシー』「ザ・ビーチ・ボーイズ」のメインソングライターとして、数多くの名曲を世に送り出したブライアン・ウィルソンの生涯を描く本作。もちろんサウンドトラックには「ザ・ビーチ・ボーイズ」の豊かなサウンドやハーモニーが堪能できる楽曲の数々が収録され、インストゥルメンタルパートはアッティカス・ロスの楽曲が並んでいる。アッティカス・ロスといえば、フェイスブックの創設者マーク・ザッカーバーグを描いたデヴィッド・フィンチャー監督作『ソーシャル・ネットワーク』の音楽を「ナイン・インチ・ネイルズ」のトレント・レズナーと共同で手掛けアカデミー賞を受賞したほか、同じくデヴィッド・フィンチャー監督作『ゴーン・ガール』や『ドラゴン・タトゥーの女』の音楽を手掛け、どちらかといえばシリアスでミステリアスな作風が特徴。爽やかな「ザ・ビーチ・ボーイズ」を描く映画に、なぜアッティカス・ロスが?と鑑賞前は思ってしまうかもしれないけれど、本編で描かれるブライアンをすっぽりと包む孤独や彼の心の闇には、アッティカス・ロスの緊迫感のあるトラックとてもマッチし、物語に情感を与えている。多くの幻聴に悩まされていたブライアンが、実際に聞いていたであろう“音”を想像して制作されたという楽曲の数々は、サンプリングされた「ザ・ビーチ・ボーイズ」のさまざまな楽曲の断片を再び再構成するというかなり実験的な内容。そこにアッティカス・ロスならではの空間を包み込むようなメランコリックな空気が加わり、「ザ・ビーチ・ボーイズ」の楽曲と並べられた本作の中でも聞き応えのあるものばかり。とはいえ、まずなによりブライアンの楽曲はどれもすばらしく、本作をきっかけに「ザ・ビーチ・ボーイズ」のアルバム(特に本編で制作される「ペット・サウンズ」をぜひ)や彼のソロ作に手を伸ばすことを強くおすすめする。壮絶な日々が描かれた物語のラスト、ブライアンとメリンダが見つめあう中で流れる「素敵じゃないか」に涙したひとも少なくないのではないだろうか。■『フリーダ・カーロの遺品―石内都、織るように』佐野洋子の名作絵本『100万回生きたねこ』のドキュメンタリー作品『ドキュメンタリー100万回生きたねこ』で注目を集めた小谷忠典監督の新作として公開された本作。前作ではコーネリアスが音楽を担当していたが、本作ではギタリストの磯端伸一がサウンドトラックを手掛けている。ギターという表現の境界をすり抜けるように、美しくミステリアスで透明感のある磯端伸一のサウンドは、夏の終わりに振る雨のようにひんやりと、スピーカーから空気の中に溶け込んでいく。繊細なメロディが流れはじめたかと思えば、思わぬ方向へとハーモニーが展開していく静謐なギターの音色と、薬子尚代が弾く瑞々しいピアノが絡み合う本作は、長雨の続く秋に室内でゆったりと過ごすのに最適な一枚としてぜひおすすめしたい。(text:Toshihiro Horiai)
2015年09月23日近代メキシコを代表する女性画家フリーダ・カーロの遺品を、世界的な写真家・石内都がメキシコのフリーダの生家で撮影をする過程を収めたドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』が、8月より全国にて公開されることが決定した。ファッション誌『VOGUE』の表紙に登場したり、日本では「CABANE de ZUCCa(カバン ド ズッカ)」のイメージキャラクターになったりと、世界中を魅了するアイコン的な存在だったフリーダ。しかしその本質は、シュルレアリズムの作家としてヨーロッパで高く評価されながらも、身体の不自由やメキシコ近代化の荒波に翻弄されつつ、生涯痛みを背負い、多くの恋に身を焦がした情熱的なひとりの女性だ。本作では、そんな今もなお多くの女性に刺激を与え続けている彼女の遺品を、石内氏がメキシコの自然光のもと、写真を通じて誰も想像し得なかった“新たなフリーダ・カーロ”像を浮き彫りにしていくーー「生」と「死」が同居するメキシコで、2人の芸術家が時空を超えて交差した、過去ではなく現在(いま)を捉えた作品となっている。“生きること”そのものを描き続けたフリーダの記憶を内包した遺品たち。彼女のアイデンティティを支えた伝統衣装やアクセサリー、絶え間ない身体の痛みを想起させるコルセットや医薬品など、その数は膨大だ。実際に3週間にわたりフリーダの遺品たちと対峙した石内氏に、当時を振り返ってもらうとこんな言葉が返ってきた。「フリーダには熱狂的なファンが多いけれど、正直なところ私はそれほど熱心なファンというわけではなく、ごく一般的な知識しか持ち合わせていませんでした。でも撮るからには、資料として、本は一通り読んで現地に向かったわけです。そうしたら資料の中で見たフリーダと私が出会ったフリーダは全然違っていました。というのは、写真には撮った人の“感じ方”が如実に表れるものなんです。同じものを撮っても、撮る人によって全く違うものになる。ある本ではコルセットが肉の塊のように撮られていて、女性アーティストってこういうふうに思われているんだな、と残念に思いました。女性が何か表現するとときにスキャンダルだけが強調されて、それだけでイメージが作られることがある。とくにフリーダは恋愛沙汰が多い人でしたから、肉欲の塊のように撮られているんです。こういった偏見は今も根本的には変わっていません。私もいろいろ言われたことがあります。でも私もそうですが、フリーダは何を言われても関係ない。彼女にはやることがたくさんあって、世間の噂話に関わっている暇はなかったのですから。私もこうやって作られたイメージを抱いてメキシコに行ったわけですが、そこでちゃんとフリーダと出会うことができたから、運がよかった。私の出会ったフリーダが真実かどうかは別なんです。ただ、今まで私が持っていたイメージとは違っていました」。フリーダのこれまでのイメージとはまた違った角度で捉えたという本作。監督は『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』で、国内外で高く評価された小谷忠典。多くのファンに愛されるフリーダーー彼女の知られざる素顔に注目が集まりそうだ。『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』は8月、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。
2015年05月12日その波乱に満ちた恋多き人生が映画化され、「VOGUE」誌の表紙に登場したり、日本でも「Cabane De Zucca(カバン・ド・ズッカ)」のイメージキャラクターや、雑貨・Tシャツのデザインに採用されたりと、いまもなおアイコンのひとりとして多くの女性から支持を集める、メキシコを代表する女性画家フリーダ・カーロ。その遺品を、世界的な写真家・石内都が撮影する過程を収めたドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品―石内都、織るように』が、8月より全国公開されることが決定、予告編映像が到着した。自画像を中心とするシュルレアリズムの作風が世界的に評価されただけでなく、生涯、身体の痛みと闘い、メキシコ近代化の荒波に翻弄されながらも、恋多き情熱的な生き方で、没後もなお多くの女性たちの共感を呼んでいるフリーダ・カーロ。その人生を映画化したサルマ・ハエック主演の『フリーダ』(’02)は、アカデミー賞6部門にノミネートされた。そして、2012年。死後58年を経て初めて公開された彼女の遺品を、写真集「ひろしま」で原爆で亡くなった人々の衣服を撮影するなど世界的に注目される女性写真家・石内都が撮影する姿を追ったのが本作。現在はフリーダ・カーロ博物館《青の家》となっているメキシコシティの生家を訪れた石内氏の前には、フリーダのアイデンティティを支えた伝統衣装やアクセサリー、絶え間ない身体の痛みを想起させるコルセットや医薬品など、膨大な数の遺品が一つ一つ並べられていく。それは女性として、ひとりの人間としての喜びや誇りとともに、さまざまな“痛み”を抱えながらフリーダが生きていた証であると同時に、彼女の記憶をも内包しているかのよう。石内氏はメキシコの自然光のもと、写真を通じてだれもが想像をしたことがない新たなフリーダ・カーロ像を浮き彫りにしていく。生きることそのものを描き続けた画家と、彼女の遺品を見つめ撮影した写真家。2人の芸術家が時空を超えて交差し、過去ではなく、現在(いま)をカメラは記録する。その3週間に渡る撮影過程に密着し、丹念に映像に収めたのは、前作『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』で名作絵本が有する死生観に独自の解釈で迫り、国内外で評価された小谷忠典。石内氏の創作過程を追いながら、フリーダの遺品の背後に広がるメキシコの風土、引き継がれる伝統、現在を生きる女性たちの姿をも捉えた、“生と死”“記録と記憶”を巡るドキュメンタリーとなっている。『フリーダ・カーロの遺品―石内都、織るように』は8月、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月12日JR東日本長野支社はこのほど、11月22日に発生した長野県神城断層地震の影響により運転見合せとなっている大糸線白馬~南小谷間について、12月7日始発より運転再開できるとの見通しを明らかにした。最終的な運転再開日については後日発表予定としている。運転再開までの間、白馬~南小谷間にて代行バス1日8本(4往復)を運転する。同区間の所要時間は約48分。
2014年12月03日