2015年7月1日 17:30
伝統工芸の若き匠GO ONと積水ハウスが挑む、次の100年の豊かな暮らしを見据えた住まいづくり
と西陣織「細尾」12代目・細尾真孝氏。
6月27日には、京都西陣の細尾ショールームにて “ものづくりの現場から「心地よい空間」を考える”と題した第1回目のワークショップが開催された。細尾氏と「金網つじ」2代目・辻徹氏が、京都の暮らしやものづくりへの思いを、『グランメゾン京都御池通』に入居する家族たちと語りあった。参加者からは、伝統工芸や京のしきたりなど様々な質問が飛び交い、時に真剣に時に笑いに包まれた和やかな時間に。さらにGO ONの新作品が並ぶショールームや織り機が稼働する工房など、一般には公開していない伝統工芸の場を興味深く見学していた。
終了後、辻氏と細尾氏に感想を聞いてみると「僕たちの商いは、モノを買っていただいてお終いではなく、そこからメンテナンスなども含めて10年、20年にわたるお客さまとの関係がはじまっていく。だからこそ、ものづくりの思いなどを新たに京都で生活する方へお伝えすることができて本当にうれしいです」と辻氏。また細尾氏も「入居前から参加者同士、また僕たちと縁を結んでもらえることで、京都での暮らしが少しでも楽しいものになれば」と話す。
2回目以降のワークショップ詳細は未定だが、GO ONの他メンバーが京都における豊かな暮らしを説く予定だ。