くらし情報『プティローブノアー阿部好世×アーティスト手塚愛子が語る「アートとファッションの関係」【INTERVIEW】1/2』

2015年8月23日 20:30

プティローブノアー阿部好世×アーティスト手塚愛子が語る「アートとファッションの関係」【INTERVIEW】1/2

織物は手仕事であれ、大量生産であれ、糸を織りあげて形作られていることに違いない。この物を構築するまでの時間や、一度形を変えた要素を再度見えるものにするという行為を通じて、時間という概念に対する問いを提示しているのだ。彼女もまた、クリエーションを通じて、今あるものや価値観に対する問いを投げかけているのだ。

■新たな挑戦

阿部さんにヨシヨを始めたきっかけを訊いてみた。すると「プティローブノアーを初めて7年が経ち、なんとなくプティに求められていることが分かってきた。それと同時に、求められている姿を壊していく勇気を持つことが年々戦いになってきている自分がいた」と阿部さん。そこで、コスチュームジュエリーはプティローブノアー、洋服はヨシヨとブランドを分けることで、「ヨシヨでは、自分自身が躊躇することなく、“物を作り出す”という自分の解釈を洋服に落とし込んでいきたい」と話す。

また「私はファッションの世界に身を置いていて、最終的には身につけてもらえる形にしないといけないことが分かっています。
だからこそ、制作過程までの考えというか、これだけ物が溢れている世の中に“物を作り出す”ことの意味を少なからず考えて行きたいと思っています」

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