2015年9月25日 12:45
コム デ ギャルソン・オム プリュス経た、新鋭デザイナーによる「ビスケットヘッド」デビュー
各アイテムには、プラスチック製で大振りのファスナー、ベルト、ベルクロのいずれかのディテールを用い、袖や裾を絞ったり、丈を縮めたり、コートやジャケットのセンターバックを開閉し、全体のボリュームを調整したりといったアジャストの仕掛けが施されている。
配色にも注目した同コレクションでは、ブルー、ピンク、パープル、イエロー、ブラック、ホワイトと6色の原色のみを使用。それらを、着合わせ、またTシャツの裾に設けられたファスナーで自由に配色する楽しさと、配色により生まれるコントラストで“POP”さを表現している。
「例えば、卸先のひとつに本屋や八百屋があっても面白いと思う」と橋爪氏。「単に『ファッション』というカテゴリーだけに縛られず、まずは都内で足場を固めつつ、インテリアやプロダクトなどライフスタイル全般を打ち出す店舗で提案ができれば」と今後の展望について明かしてくれた。
そんなコメントにもあるように、今後はインテリア、プロダクト、空間など幅広いジャンルにおいてのデザインも視野に入れているという。
新鋭デザイナー・橋爪大輔が手掛ける、「ビスケットヘッド」16SSコレクション
新鋭デザイナー・橋爪大輔が手掛ける、「ビスケットヘッド」