2015年12月8日 15:00
ピエール・エルメ・パリが世界全店でアートコラボ。1年間にわたりニコラ・ビュフと「愛のものがたり」
のロクサーヌを主人公に、詩的な愛と冒険の世界が描かれ、ストーリーは1年間を通じて順次発表されていく。
登場するキャラクターはロクサーヌの着飾ることが大好きな末妹や、彼女が飼っている猫、愛し合う二人の鍵を開けられる能力を持つエリオの友人のロボットの「キュピドン」など、アニメ的な各キャラクターが次々に予定されている。中には70年代の永井豪原作のロボットアニメ「UFOロボ・グレンダイザー」からヒントを得たというロボットも登場する。
それぞれの登場キャラクターは特別パッケージに描かれ、5個入りから40個入り(日本橋三越限定)まで、デザインを違えて全世界のメゾンで展開される。
「このプロジェクトの最初打ち合わせで、パリのピエール・エルメのメゾンを訪れたときに時差ボケもあって、メゾンの近くにあるモンソー公園をピエールと散歩しながら話をしたんだ。その時に彼とグレンダイザーの話をしたかもしれない(笑)。後でモンソー公園の歴史を調べると18世紀の貴族のテーマパークだったことが分かった。不思議な建物やアーチが残っていて、それは本物だったりフェイクだったりいろいろ。
ちょうどその時にオペラの魔笛の仕事をしていたこともあって、公園のストーリーがどんどん広がりました」