くらし情報『「ピーターラビット展」が渋谷で開催、原画やスケッチなど約200件以上からビアトリクス・ポターの創作を辿る』

2016年7月17日 14:00

「ピーターラビット展」が渋谷で開催、原画やスケッチなど約200件以上からビアトリクス・ポターの創作を辿る

ビアトリクス・ポター《『ベンジャミン バニーのおはなし』の挿絵のための水彩画》英国ナショナル・トラスト所蔵

(c) FrederickWarne & Co., 2016


ピーターラビットシリーズの作者、ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念した国内最大規模の展覧会「ピーターラビット展」が、8月9日から10月11日まで、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。1866年にロンドンに生まれ、幼少期から動物や植物のスケッチが大好きだったビアトリクス・ポター。『ピーターラビットのおはなし』は、1893年に家庭教師だったアニー・ムーアの息子のノエル少年に、ビアトリクスが送った絵手紙から誕生した物語で、1901年に彼女自身が自費で『ピーターラビットのおはなし』の私家版を出版。1902年には、白黒の線描画だった挿絵に色を付けてフレデリック・ウォーン社から刊行され、最終的に24作の絵本が出版された。ビアトリクスは、絵本作家として得た収入をもとに念願だった湖水地方に移り住み、晩年は放牧と自然活動保護に力を注いだ。ビアトリクスの創作の原点を探りながら、知られざる“ピーター”の誕生ストーリーに迫る本展では、彼女が生涯を通じて支持した英国ナショナル・トラストが所蔵する貴重な絵本の自筆原画やスケッチ、ビアトリクス・ポターの愛用品など200件以上の作品、資料を公開。

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