ルイ・ヴィトン 2023クルーズ・コレクションの開催地は、カリフォルニア州サンディエゴ郊外の「ソーク研究所」
ソーク博士は世界で初めて、安全かつ有効なポリオワクチンの開発に成功した人物でもあります。太平洋を一望できるソーク研究所は、近代建築の粋を集めた設計で、大胆なラインと緻密なスケールを融合させたブルータリズム様式が特長です。米国でも最も重要な建築物の1つと言われるソーク研究所は、独立した非営利研究施設で、世界的に著名な科学者が集まり、老化、癌、神経科学、免疫、気候変動などの分野で、歴史を変える発見に取組んでいます。
ソーク研究所は、建築や科学の分野でも素晴らしい価値があるだけでなく、ルイ・ヴィトンが巡る「旅」にとっても重要な場所となっています。2019年のトラベル・キャンペーンの舞台として、さらにメゾンの歴史と最旬情報をご紹介する冊子「LV The Book #10」の中の1章「The California Issue」でも取上げられた場所で、メゾンの永遠のリファレンスであり、インスピレーションの源でもあるのです。
ウィメンズ アーティスティック・ディレクターを務める二コラ・ジェスキエールは次のように述べています。「かつて、カリフォルニアで暮らしたことがあり、ここでショーを開きたいという思いが強くなりました。