くらし情報『クリストとジャンヌ=クロード、約3,000本の傘を使った作品「アンブレラ」を回顧する展覧会』

2016年10月29日 09:04

クリストとジャンヌ=クロード、約3,000本の傘を使った作品「アンブレラ」を回顧する展覧会

「アンブレラ日本とアメリカ合衆国のジョイント・プロジェクト」1991年 2枚組のドローイング

(c) Christo, 1991 Photo:Wolfgang Volz


景観を変貌させる大規模なプロジェクトで有名なニューヨーク在住のアーティスト、クリストとジャンヌ=クロードの作品「アンブレラ」のドキュメンテーション展が、茨城県の水戸芸術館にて12月4日まで開催されている。クリストとジャンヌ=クロードによる「アンブレラ」は、1991年秋にアメリカ・カリフォルニア州南部と茨城県北部で実施された“一時的なアート作品”。カリフォルニアの丘陵地帯に1,760本の黄色の傘を、茨城県の水田地帯に1,340本の青色の傘を同時に配置した壮大な作品で、18日間の会期中に日本で50万人、アメリカで200万人が鑑賞した。同展では、クリストによるドローイングやコラージュ作品、写真、傘本体の他、実際に使用された資材、スケールモデルなどが展示され、1991年の「アンブレラ」を振り返る。また、同展と同時期に「アンブレラ」の日本側舞台となった常陸太田市、日立市、旧里美村を含む茨城県北6市町で茨城県初の国際芸術祭が開催中。国内外の優れたアーティストが県北地域の歴史や文化、食、伝統工芸といった創造的な地域資源と出会うことで誕生した約100の作品やプロジェクトが楽しめる。

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