くらし情報『エルメスのアトリエが東京にやってきた!「エルメスの手しごと展」で目の当たりにする製品の“向こう側”【レポート】』

2017年3月14日 12:00

エルメスのアトリエが東京にやってきた!「エルメスの手しごと展」で目の当たりにする製品の“向こう側”【レポート】

縁かがり職人

(c) FASHION HEADLINE


3月9日より、表参道ヒルズ スペース オーで「エルメスの手しごと展 “アトリエがやってきた”」がスタートした。会期は19日まで。同展はエルメス(HERMES)の工房で働く職人たちのクラフツマンシップを讃えるイベントとして、2011年に始まり、これまでに世界各都市を巡回。初の日本開催となる東京・表参道の会場では、メゾンに受け継がれる10種の手しごとのセクションを設け、鞍、皮革製品、スカーフ、磁器、腕時計、ジュエリーといった、数々の商品をつくり出す職人たちの手しごとを紹介する。1837年の馬具作りから始まったメゾンの歴史を語る上で、欠かせないのは革製品だろう。2014年に上野で開催された、レザーをテーマにしたエキシビション「レザー・フォーエバー」も記憶に新しい。レザーはまさにメゾンの根幹であり、ここでは鞍やケリーにバーキンといったバッグ、また手袋に至るまでの制作工程を間近で見ることができる。革を丁寧に伸ばし裁断し、細かいパーツを一つひとつ組み合わせてゆく職人たちの手には、汚れや皺と共にプライドも刻み込まれているかのよう。
絶対的信頼と価値のあるエルメスの製品は、熟練した職人の存在なくしては誕生しない。

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