勇壮華麗な日本の「かざり」、matohuが魅せた攻めの姿勢【2018春夏ウィメンズ】
型に捕らわれず大胆に色や装飾を楽しむルックの数々からは、matohuの“攻め”の姿勢がうかがえた。
今回のコレクションは、バッグや帽子などの小物をオートモードヒラタの石田欧子、京都在住のアーティスト裕人礫翔、アクセサリー作家の播安芸子・長野大洋らとコラボレーションすることで、装飾的で派手な「かざり」世界観を追及することができたという。テキスタイルの制作では、2メートル60センチもある大判の生地に手描きでペイントを行うなど、作業的にもエネルギーを費やしたと、堀畑氏は振り返る。
また、matohuは「生活の中で、文化として楽しんで服を着てほしい」との想いから、冊子『Ren』を刊行していくことを発表した。誌面ではイベントの告知やレポート、クリエイターとの対談などを掲載し、matohuの目指す新しいファッションコミュニティーを盛り上げるためのプラットフォームとして制作していくという。「今後はブランド発信でmatohuの活動を伝えて行きたい」とmatohuの2人は語った。
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