「PRADAEXTENDS」が示したプラダの先進性【COLUMN】
今回は7月にプラダが東京で開催したクローズドながらオンラインで一般に公開されている「PRADA EXTENDS」のレポートをお送りする。
パンデミック以降のクラブカルチャーとブランドコミュニケーション
photo by tatsuya noda
プラダが7月21日、パンデミック以降の新プロジェクト「PRADA EXTENDS」を東京で開催した。第1回目は、当初東京で予定されていたが、コロナ禍が拡大したことにより、昨年11月にロンドンのテートモダン・タンクスで行われた。1990年代から活動するテクノ音楽のDJ兼アーティストであるリッチー・ホーティン(Richie Hawtin/別名義Plastikman)をキュレーターに起用し、若手のテクノアーティストとVJによるクラブパーティーをリアルとオンラインで公開された。
リッチー・ホゥティン(左)とトークショーのファシリテーターを努めたドミューンの宇川直宏
「PRADA EXTENDS TOKYO」は渋谷のプラダ・ミヤシタパーク店で第1部のトークショー、第2部は寺田倉庫をクラブに招待制イベントとして実施。リッチーのトークショーはライヴストリーミングスタジオ「DOMMUNE」