「PRADAEXTENDS」が示したプラダの先進性【COLUMN】
MACHINA
「ラフ(・シモンズ)は僕が90年代にベルギーでDJをしたイベントで最初から最後までの4時間、DJブースの前で踊っていたことで知り合った。プラダのショーの音楽を頼まれた時、即答せず、プラダのクリエイションを紐解くことから始めた。そしてそれが僕の音楽制作の根底にある余計なものを削ぎ落とすことで、ミニマルな景色を生み出すという手法と同じだと気付いて、コラボすることを承諾した。その手法はラフも同様で、今回のイベントではテイストや素材が違っていても、似た手法で作品を生み出すアーティストをさまざまな地域から選んだ。特にパンデミック以降、異質なものが混ざり合うことで新しい世界が始まると感じており、自分がそのハブの役割になれば」とリッチーは話す。
UTA
今回は、東京を拠点とするアーティストmachina、Yuri Urano、韓国からLioncladといずれも女性アーティストがパフォーマンス。 VJはRichie Hawtin×Kaoru Tanaka、Lionclad×Ken-ichi Kawamura、 machina × Shohei Fujimoto,、Yuri Urano×Manami Sakamotoというユニットで行われ、当日はモデルのUTAや山田優など多くのセレブがフォトセッションに来場した。