新宿伊勢丹で「ISETAN ARTS & CRAFTS」開催。複数のキュレーターが次世代に残したい衣食住にまつわるアイテムを集積
【Profile|行方ひさこ】
アパレル会社経営、デザイナーなどの経験を活かし、食や工芸、地域創生などローカルに通じる幅広い分野で活動中。昨年からスタートしたイベント「時」では、注目の現代作家から、時を超えて受け継がれる品まで幅広くキュレーションし、さまざまな年代から支持されている。
■参加ブランドの一例
<タカハシ・マクギル>
イギリス南西部デヴォン州コッキントンを拠点とする、ウィンブルドン美術学校でファインアートを学んだマーク・マギルブレイと高橋かおり夫妻のデュオ。地元で調達した広葉樹を素材に、日本と西洋の技術・伝統・道具を組み合わせて作られており、自然の美しさと日用品としての機能性を兼ね備えています。
<ローラ・パスキーノ>
日本とポルトガルで陶芸を学んだのち、オランダのアムステルダムにスタジオを展開。彼女の作品は、控えめに表現された不完全さと自然の美しさを称える、ミニマルで調和のとれたフォルムが特徴です。土の質感と有機的なニュアンスを通して自分自身を表現し、伝統的な技法とシンプルなエレガンスのバランスを目指しています。
■他参加ブランド
<鈴木盛久工房><山田隆太郎><岩崎龍二><安藤萌><ジョージナカシマ><鈴木環><やのさちこ><小林裕之・希><落合芝地><セペダセラミクス><デュクシアーナ><ルカスカンジナヴィア>など
工芸青花「工芸とロマネスク」