日本初の百貨店「三越」が来年で創業350周年。1年間にわたりさまざまな企画を実施
また、事業活動を通じて利益を上げるだけでなく、さまざまな社会問題の解決を図り、ステークホルダーの皆さまとともに豊かさを分かち合ってきたことは、まさに「CSV(共有価値の創造)」の考え方であり、今後も欠かすことのできない企業姿勢です。
深刻な地球温暖化の影響や国際情勢の緊張により、先々の見通しはますます困難になっています。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、私たちは新たなルールや生活様式の受け入れを余儀なくされました。これからも、このような時代の変化とともに、豊かな暮らしに向けて価値を創出することが、当社グループの使命だと考えております。
2021年、当社グループが長期に目指す姿を「お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」と定めました。「お客さまのお困りごとを感動的に解決し、関心ごとに対し革新的に提案する」ことができる、“特別な”百貨店を目指す、それによって百貨店を中核とした小売グループとしての、新たなビジネスモデルを作っていく考えです。不確実な時代であるからこそ、我々の一番の強みである人の力を磨き、ステークホルダーの皆さまとともに誇りある未来を創りあげていきたいと考えております。