クレマチスの丘へミッフィーに会いにいこう! 2つの美術館でディック・ブルーナの展覧会開催
実は、1928年生まれのビュフェとブルーナは1歳違い。フランスとオランダで同じ時代を生きたふたりの仕事を楽しめる。
一方、ヴァンジ彫刻庭園美術館では「ミッフィーのたのしいお花畑 ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展」を開催する。本展では、ディック・ブルーナが描く「花」と「植物」に焦点を当て、それらが登場する作品を紹介。シンプルな線と色彩で描かれた花や植物は、絵本を読む私たちの想像をかき立ててくれる。
また同館に併設されたクレマチスガーデンでは、1年を通して様々な種類の花や植物を見ることができるので、絵本に登場する花を観察したり、芝生に寝転がったり、五感を使って庭園を味わうのもおすすめ。ディック・ブルーナの表現と庭園を行き来しながら、新たな発見が楽しめる。なお、会期中は企画展に関連し、写真家・川内倫子の映像や写真作品も展示される。
ベルナール・ビュフェ美術館とヴァンジ彫刻庭園美術館の2つの企画展を合わせて鑑賞することで、ディック・ブルーナの表現をより深く知ることができるとともに、作品や身近な自然を、新たな視点で楽しむことができる。子どもから大人まで、みんなに愛されるミッフィーと一緒に、ブルーナの作品、そしてクレマチスの丘を堪能してみて。