ヒロココシノとピアニスト横山幸雄による「平成」から「令和」をまたぐ歴史的コラボ
とコメントしている。
コシノヒロコの創作活動はこれにとどまらない。4月末に自身も演奏する歌舞伎座で開催される長唄杵勝会全国大会「抄曲集」に使用される舞台背景画を担当。4月2日より銀座のKHギャラリーでは、その原画となる墨絵の展覧会「コシノヒロコ展 伝統芸能の新たなる創造」がスタートした。同展では自身が直筆で絵付けした着物、漆器なども出展されている。
「デザイナー、アーティストとしてわたしはずっと文化の底上げに貢献したいという強い願いと情熱をエンジンに走り続けてきた」というコシノ自身の言葉通り、今年82歳を迎えたそのエネルギーは昭和から平成を超えて、令和の時代を迎えるにあたって勢いを増している。
Text by Tatsuya Noda
【イベント情報】
全240曲・3日間にわたるショパンの全作品演奏会~10周年記念特別公演「ショパン全作品演奏会」3日連続公演
横山幸雄“入魂のショパン”会期:8月9日~9月1日
会場:東京オペラシティ コンサートホール
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
時間:5月3日 14:30
5月4日 13:00、15:30、18:00
5月5日 9:00、13:00、18:00
料金:3日間通し券2万4,000円(5月3日はS席)