東京都現代美術館の夏休み企画、こどももおとなも楽しめる「遊び」がテーマの展覧会が開催
展 展示風景Photo:池田美都 ©SPIRAL/Wacoal Art Center
思わずクスリと笑ってしまうパフォーマンスから、時間を忘れて熱中するワークショップまでアーティストによる多彩なイベントも開催。関連イベントは館内の様々な場所で行われるので、新しくなった美術館をより楽しみたい人にもオススメだ。
「ハンドルにアソビを持たせる」という表現があるように、遊びは余裕や緩みという意味を持つ。車のハンドルはきっちりしているばかりだと快適には走らない。私たちもそれと同じで、「みんなと同じでなくちゃ」、「失敗してはいけない」と、自分を束縛してしまっては息苦しくなってしまう。本展では遊び心に満ちた作品たちが、そんな束縛をユーモラスにほどいていく。そこで生まれる好奇心やいたずら心、何か違ったことをしてみようと思う気持ち、それらは創造力の源泉であり、激しい変化の時代を生きるためのヒントになるだろう。
「なんだろう?なんでだろう?」と思ったら、そこがアートの面白さのはじまり。
夏休みや芸術の秋に、ぜひ親子で“遊び”に訪れてみて。
【展覧会情報】
あそびのじかん
会期:7月20日〜10月20日
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F、3F(B室)