ルイ・モネ「メモリス」を40mm径にリデザインした『メモリス スピリット』が完成
飛行機やレーシングカーに用いられる、空気の流れをコントロールするエアロダイナミクスの技術を、時計全体のフォルムに取り入れています。これにより、表面の触り心地や装着感を高めています。グレード5チタンを用いたケースはわずか18gと軽量で、腕への負担を軽減しています。ラグは横方向にくり抜かれたオープンワーク仕様になっており、ストラップはケースとぴったり合うように特別にデザインされています。
『メモリス スピリット』のクロノグラフ
『メモリス スピリット』は、時計のメカニズムの魅力を優雅に表現しています。文字盤に顕になっているクロノグラフ機構は、ルイ・モネの象徴ともいえるアイコニックな意匠のひとつです。この現代的なクロノグラフのデザインは、時計職人ルイ・モネが1816年に製作した世界初のクロノグラフにインスパイアされています。それは、毎時216,000振動と当時では並外れたハイビートの天体観測用クロノグラフで、ファーストクロノグラフとしてギネス世界記録となっています。
クロノグラフは、数ある時計の複雑機構のなかでも、現代社会において最も実用性に優れた機構です。また、着用者が自分で操作できるという点で、着用者に最も密接なメカニズムといえるでしょう。