レベルソのアールデコの精神を新たに大胆な女性らしさで表現。ジャガー・ルクルトがレベルソ・ワン・プレシャスカラーズを発表
レベルソ・ワン・プレシャスカラーズのケースサイドの凸面とケースバックの平らな面を同時にエナメル加工することは特に困難です。これは、これら2つの部分で焼成中の密着性を高めるためにエナメルの密度を変える必要があるからです。同じくらい難しいのはカラーの問題です。芸術家がパレットで行うのと同じように、エナメル職人はさまざまな酸化物顔料を混ぜ合わせて、ブルーまたはグリーンのバリエーションを作り出します。ただし、グラン・フー・エナメルの場合、800℃で焼成すると一部の顔料が変化し、予想どおりに色が混ざらなくなるめ、出来上がりは予測がつきません。レベルソ・ワン プレシャスカラーズのケースには、最大15回の焼成と、200℃での複数の段階での乾燥が必要となります。このような困難を克服するには、長年の経験が必要となります。ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール(R)工房に所属する5人のエナメル職人は全員、このジュネーブ技法を完全に習得しています。
Courtesy of JAEGER LECOULTRE
エナメル加工後、レベルソのケースはジェムセッターに引き渡されます。ジェムセッターは、ダイヤモンドが完璧にセットされるように絶対的な精度で作業する必要があります。