現代美術家、蔡國強による花火のプロジェクト「白天花火《満天の桜が咲く日》」を実現
波の波頭の先端は、花火の白い閃光の爆裂を伴って、星が流れ落ちるように、敬意ある弔いとなります。
Courtesy of YSL
満天の桜
左から右へと、空に、桜の束が次々に現れます。30秒で、海と空の間に、果てしなく広がる桜の山が出現し、幅400m高さ120mの大きさにまで伸びていきます。ピンク色の花びらは優美に開き、眩惑するほどの光景を繰り広げます。桜の花の山は風に舞うピンク色の雲のように無限に空中に広がっていきます。
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桜の絵巻
ピンク色の雲が散り、緑の木々が芽吹き始め、右から左へとゆっくり伸びていき、絵のようなピンク色の桜の森が立ち現れます。ピンク色の花が咲くと、花びらが海面を背景に、筆で描いたしだれ桜のように、散っていきます。
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■「蔡國強 宇宙遊 ―<原初火球>から始まる」開催概要
展覧会名:蔡國強 宇宙遊 ―<原初火球>から始まる
会期:2023年6月29日(木)~8月21日(月)
休館日:毎週火曜日
開館時間:10:00-18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E[東京・六本木]
主催:国立新美術館、SAINT LAURENT
観覧料 (税込)