ヨーロッパのロリ人気支えるベイビー、パリコレ中ラデュレでお茶会
お茶会では、ベストドレッサー賞などのいくつかの賞が設けられ、受賞者にはベイビーのドレスなど豪華なプレゼントが贈られるため、我こそはと着飾ったロリータ達が大集合する。お茶会は楽しい場であるが、美を競う場でもあり、その独特の緊張感が興味深い。また、青木美沙子や深澤翠といったロリータ・カリスマモデルが特別ゲストとしてやってくることもあり、本場(?)ロリータファッションの勉強会という一面もある。そんな様々な要素を持つお茶会の前売りチケットは、発売してから数十分で売り切れるほどの人気振りだ。
今回は石川県の加賀友禅とロリータの融合、「加賀ロリ」の関係者がゲストとして来場。加賀ロリのキャラクター“ようちゃま”を描いた金沢大学2年生の女性が、「加賀ロリ・コンテスト」で優勝した服を着用し、加賀友禅と金沢の魅力をアピールした。加賀ロリは、今年スタートした石川県における3年計画の新ビジネスの一環で、今後、日本のアニメ・コスプレの祭典「ジャパン・エクスポ」にも参加する予定だという。
ベイビーのパリ進出と時期を同じくして、ブティック出店を果たした日本のロリータブランドはいくつか見受けられたが、現在はすべて撤退し、残っているのはベイビーのみ。