くらし情報『山本容子、病院におけるアートの力を問う。“善し悪し越え、その場に求められる作品描く”』

2014年6月26日 11:45

山本容子、病院におけるアートの力を問う。“善し悪し越え、その場に求められる作品描く”

その経験から、彼女は「医療従事者にとって病院は日常生活の大半を過ごす場所。その場が殺風景だったら彼らも癒やされない。患者と同様、医療従事者の方にもリラックスするための空間は必要」だと考える。また、病院において求められるアートについて「環境音楽のようにさりげなく環境に溶け込み、見る人に静かに何かを語りかけてくれるものではないかと思う」と自身の考えを述べた。山本はこれまでにも同店で個展を開催してきたが、今回は百貨店で展示を行う意義を強く感じているという。「百貨店は人々が夢を求めて来る場所。買い物ついでに立ち寄って作品を見ていただき、病院におけるアートの在り方や医療現場に求められることを考えてみるきっかけになれば嬉しい」
高松赤十字病院に描いた作品の下絵の前で解説を行う山本容子氏

Photo by Yoshika Suzuki (C) FASHION HEADLINE


高松赤十字病院に描いた作品の下絵の前で解説を行う山本容子氏

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山本容子、病院におけるアートの力を問う。“善し悪し越え、その場に求められる作品描く”

Photo by Yoshika Suzuki (C) FASHION HEADLINE


和歌山県立医科大学病院の新生児集中治療室前に描かれた作品の原画

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山本容子、病院におけるアートの力を問う。“善し悪し越え、その場に求められる作品描く”

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