ミッドタウンでデザインタッチ開催。科学とデザインが生んだイスでデザインスイッチオン!
アーティストの鈴木康広がデザインした「日本列島のベンチ」は座ることで実際の日本列島の方角・傾度が分かるベンチ。太陽の動きや、北海道から九州まで緩やかに弧を描いていることまでが体感出来る。その他、「座ってあたためるイス」や「自分のからだを持ち上げるイス」など、個性豊かな全12脚がそろう。
開催日の17日に会場へ訪れた古屋氏は、「普段デザインに触れる機会の少ない方のデザインスイッチを押したいから、日常で誰もが行う“座る”という行為に着目した。なんの先入観もなく座って、そこで初めて気が付く驚きや楽しみを体感してほしい」と話す。
そのスワリの森に併設された「森の学校」では、期間中の土・日曜日に様々なクリエーターを講師に招く「青空教室」が開校。原研哉の「スイッチの入れ方」講義や、デザイナー山懸良太の「表現する服、着られる服」など、濃厚な90分の授業が用意されている。各回定員制となっており、いずれも無料(一部参加費あり)。
現在、ウェブマガジン「六本木未来会議」にて予約を受け付け中。また、毎日11時から18時(※雨天中止)の間には開館される「森の学校の図書館」が開館する。こちらでは、総勢50名のクリエーターが選んだ“デザインのスイッチを押してくれる”1冊を誰でも自由に芝生でゆっくりと読書を楽しむことが出来る。