A-netより新ブランド「タクタク」デビュー。高円寺のアパートでポップアップストア
14-15AWコレクションのルックはメンズモデルのみを起用しているが、15SS以降のイメージビジュアルにはウィメンズモデルを加えるという。今回のポップアップストアで販売される商品も女性の着用が可能なサイズを用意した、ジェンダーレスな提案をしている。
島瀬敬章は、2008年エスモード大阪校在学中、その翌年の09年に行われた「神戸ファッションコンテスト」にてグランプリを受賞。特賞として11年にエスモードパリ校へ留学し主席で卒業。同じくエスモードパリ校を主席で卒業した島村幸大太は、ファッションブランド「コムーン(commuun)」でヘッドパタンナーとして従事し、12年に帰国。2人は同時期をパリで過ごしていたことをきっかけに、島瀬が帰国した13年よりともに「タクタク」を設立し、14SSより活動を開始。
「自分たちは表現する主体ではなく、単なる媒体でありたい」という発想のもと、“ひょっとした”発見をする楽しみや喜び、1人ひとりの特別な気分、その中にある新しい共感性・共有性・刺激をベースに、みんなが集う「場」としてのブランドを、少しずつ盛り上げていきたいというのがコンセプト。これまでのルック撮影やスタイリングなども、志を同じくするチームにて行っており、14-15AWコレクションでは、若手イラストレーターのShun SudoとコラボレーションしたTシャツも発表している。