くらし情報『菊地成孔に訊く音楽とシャンパーニュのマリアージュとエトセトラ』

菊地成孔に訊く音楽とシャンパーニュのマリアージュとエトセトラ

菊地さんにとって時を重ねる感覚とは、「現代の日本は幼児退行的趣味が多く見られるけど、僕は“味覚”だけは絶対戻ることがないと思っています。子供の頃食べられなかった物が食べられるようになったりという味覚における経験は退行することがない。そこが“味覚”の面白さであり豊かさなのでは」と見解を述べる。来月には菊地さんがプロデュースした菊地凛子のアルバムがリリースされるとのことだが、彼女の持つ魅力についても「普通の日本人男性にはちょっと手に負えないくらいの“えぐみ”があること」だそうだ。また、菊地さんがリモデル後の伊勢丹で一番気に入っているのが、2階の売り場に出来たバー「ザ・スタンド」だそう。「例えば本館2階の(婦人)靴売り場の横とか、ちょうど一息付きたい感じのところに上手い具合にスタンドがあって、シャンパンなりコーヒーなり飲めるのがいいですよね。ちょうど峠の茶屋みたいな感じがして」と顔をほころばせ、自身で選んだ「ミシェル・レイビェ」のシャンパンを片手に会場を後にした。
シャンパーニュと音楽のマリアージュと題して菊地さんがセレクトした楽曲のパネルにサインをする

(c) FASHION HEADLINE

この記事もおすすめ

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.