理想の1本に出合う!シャンパーニュの選び方【ワインエキスパート瀬川あずさの特別レッスン1/3】
■飲みなれている方には、「マニアックな一本」を
色々な銘柄を知っているシャンパーニュに詳しい方へ、目新しいものをプレゼントしたいような場合には、例えば、「ピエール・カロ・アヴィズのクロ・ジャカン・ブリュット・グランクリュ」(1万7,900円)はおすすめですね。エチケットに「RM」の文字が入っているのですが、これは「レコルタンマニピュラン」の略で、自社畑のブドウだけで製造するメーカーのことなんです。比較的規模が小さい造り手が多く、こちらの場合生産数は800本のみ。反対に、ブドウの一部もしくは全ブドウを生産農家から購入して製造するメーカーのものには、「NM」(ネゴシアンマニピュランの略)のマークが入っています。
また、シャンパーニュではなくクレマンなのですが、ジャン・ピエール・ボニーの「クレマン・ド・ブルゴーニュ・ロゼ」(3,460円)も年産わずか400本という希少なレアスパークリングワインです。
ちなみにフランスでは、シャンパーニュ地方“以外”でシャンパーニュ同様の製法で製造されたワインのことを『クレマン』と呼びます。
■オリーブやリエットもお忘れなく
シャンパーニュと一緒にワインショップで併せて購入するといい食材をご紹介します。