シャンパーニュで“もてなす”ための極意とは?【ワインエキスパート瀬川あずさの特別レッスン2/3】
最近、お邪魔したおうちの方が、陶器の器をクーラーに見立てて使っていたんですけど、それもとってもステキでした。お手持ちの大きい花瓶もクーラーの代わりに使ってもいいんですよ。
■注ぐときは「2段階」でエレガントに
まず、ホストがサーブするというのは基本です。お店では男性がサーブするものですが、ホームパーティーの場合、女性であってもホストであれば率先してサーブしましょう。ボトルを持つときは、エチケットを避けるようにして片手で持つのがポイント。ただし、女性の場合は特に、重いとバランスが保てないこともあると思うので、慣れていない場合は反対の手を添えたほうが安全です。
グラスに注ぎ終わったら、手首のスナップを利かせてボトルをくるっと回すと、シャンパーニュがフチから垂れないので安心です。
シャンパーニュは泡立ちが豊かなので、まずは全員分をグラスの半分くらいまで注ぎ、泡立ちがおさまった頃、残り半分を注いでいくと、短時間で全員分注ぎ終えることができますよ。
■料理ごとにシャンパーニュを変えるという提案
基本、シャンパーニュはさほど料理を選びませんが、あえて料理に合わせて特徴的な1本を選んだり、1品ごとに違うシャンパーニュを合わせても楽しめます。