ある意味2ちゃんねるのような--NOAVENUE小石祐介1/2【INTERVIEW】
Facebook、twitter、instagramなど、世界中の人々の日常に入り込んだSNSがある一方、数多くのSNSが生まれては消えていく時代。そんな背景の中2014年10月、「ノーアべニュー(NOAVENUE)」はローンチした。コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)の企画運営を経て独立した代表の小石祐介氏に、同サービスの展望とファッションの未来への考えを聞いた。ノーアベニューとはユーザー自身がクリエーティブなアイデアを提案するオンライン上のプラットフォーム。アイデアに共感する人を募り、人が集まったアイデアは具現化に向け次のステージに進む。小石氏はtumblrを始めとするソーシャルメディアを活用する中で、数々の無名のユーザーが持つ編集力の力に驚嘆し、「そういった人達がより創造力を発揮できる居場所を作ることができないか」と思ったという。マイノリティーの集合知が企業や組織にない発信力や創造力を秘めていると見ている。「今、世の中で実現したアイデアの多くが数年前には会議室、カフェ、バーあるいはストリートで既に話されていたものだったと思います。
そして話されなかったものや、人間の性質上躊躇や迷いなどで頭の中から出てこなかったものには知る由がありません。