2023年3月7日 17:00
トモ コイズミ 2023年秋冬コレクション、“ドルチェ&ガッバーナと紡ぐ”溢れんばかりの色彩
で使用されたフラワーモチーフなど。時にトモ コイズの“メス”を通して、ラッフルへと生まれ変わったそれらは、ドレスやガウンを彩る一員となり、ひときわ華やかなピースへと昇華。ドルチェ&ガッバーナのアイコンのひとつ・ビスチェドレスも、裾にラッフルをあしらったフラワープリントのドレスへと生まれ変わっている。
グラデーションカラーを引き立てて
移り行くグラデーションカラーが美しいドレスは、ブランド初となるハンドスモッキングのテクニックを取り入れたもの。バラの蕾のように“クシュクシュ”と生地を丁寧に絞り、捻りを加えていくことで、カラフルな色彩にさらなる躍動感をプラス。ガウンとセットで纏った古典的なドレススタイルも、フレッシュな表情へとアップデートされている。
ドラマティックなブラックドレス
一方ショーの後半には、トモ コイズミを象徴する色とりどりのラッフルドレスが次々とランウェイに登場。中でもひと際オーラ―を放っていたのは、──意外にも全て“黒”で統一されたピースだ。
アイコニックなシェイプを残しながら、大胆に入ったスリットや、妖艶さを感じさせるブラックカラーは、ドルチェ&ガッバーナのスピリットを強く感じさせるもの。