くらし情報『かつて存在した「愛知県博物館」に着目した展覧会、愛知県美術館で - 当時の資料と共に活動を紹介』

2023年6月2日 11:20

かつて存在した「愛知県博物館」に着目した展覧会、愛知県美術館で - 当時の資料と共に活動を紹介

冒頭には、博物館のオープン記念博覧会にて展示された、名古屋城天守の金鯱のレプリカを展示。当時は「無用の長物」とされ、国内各地やウィーンで博覧会に出品された。東京湯島聖堂での博覧会風景を描いた昇斎一景による《東京名所三十六戯撰 元昌平坂博覧会》は、その様子をありありと伝えている。金鯱や名古屋城自体の歴史も辿りつつ、文化財や博物館がどのように生まれてきたのかについて考察する。

また、愛知県商品陳列館、愛知県商品陳列所、愛知県商工館と、名を変えながら活動を続け、貴重な文物を守り、手本となる商品を世界中から集める、美術家たちに展示場所を与えるなど多様な活動を行っていた愛知県博物館。展覧会では、それらの博物館活動を当時の資料と共に掘り下げる。

展覧会概要
幻の愛知県博物館
会期:2023年6月30日(金)~8月27日(日)
会場:愛知県美術館
住所:愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター 10階
開館時間:10:00〜18:00(金曜日は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
休館日:毎週月曜日(7月17日(月・祝)は開館)、7月18日(火)
観覧料:一般 1,000円(800円)

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