くらし情報『企画展「『前衛』写真の精神」新潟市美術館で - 瀧口修造と3人の写真家に着目、日本昭和写真史を辿る』

2023年6月23日 18:25

企画展「『前衛』写真の精神」新潟市美術館で - 瀧口修造と3人の写真家に着目、日本昭和写真史を辿る

企画展「『前衛』写真の精神」新潟市美術館で - 瀧口修造と3人の写真家に着目、日本昭和写真史を辿る

企画展「『前衛』写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄」が、新潟市美術館にて、2023年7月29日(土)から9月24日(日)まで開催される。千葉、富山でも開催された巡回展で、この後渋谷に巡回予定。

1930年代の「前衛写真」から80年代にわたる日本昭和写真史を辿る
企画展「『前衛』写真の精神:なんでもないものの変容─瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄」は、瀧口修造、阿部展也、大辻清司、牛腸茂雄の4人の作家の交流と創作をたどりつつ、1930年代の「前衛写真」から80年代に至るまでの日本写真史の一断片を、約300点の作品と資料を通して紹介する展覧会だ。

前衛写真の台頭と衰退
1930年代、「前衛写真」の名のもとに、シュルレアリスムの影響を受けた技巧的な写真が多く発表されていた。そうした流れを受けて、詩人・美術批評家の瀧口修造(たきぐち しゅうぞう)は、ウジェーヌ・アジェの写真を例に、ストレート・フォトグラフィでもシュルレアリスム的表現を写真に落とし込むことは可能であると主張。画家・阿部展也(あべ のぶや)は、瀧口の考えに呼応するかのように、街頭や旅先の風景を撮影するようになった。

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